ずぼらキッチン in イタリア ーキッチンから始まる暮らしー

時間をかけずパパッとやりたいずぼらなヒト... 今日なに作ろう~?

《レシピ》簡単!残り物でアランチーニ を

 

残りもの活用レシピ

 

先日はコンソメスープを活用してリゾットを作りました

 

mk810.hatenablog.com

 

 

今日はそのリゾットを利用して

イタリアの定番料理 アランチー二

を作りました

 

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アランチーニって?

日本ではライスコロッケといったらわかりやすいでしょうか?

パスタやピザに続くイタリアの郷土料理のひとつ

 

意味は「小さなオレンジ」

形がオレンジに似ていることが由来となっているそうで、シチリアのストリートフード

 

バールや惣菜屋さんには必ずある定番の一品です

地域によって呼び名もレシピも味も形も違うようです

 

簡単アランチーニの作り方

材料

・リゾットの残り

・チーズ・・・お好きな種類を適量 (ブロックになってる方が包みやすい)

・たまご・・・1、2個(リゾット量によって)

・小麦粉・・・適量

・パン粉・・・適量 (目が小さい方が良い)

・揚げ油・・・適量

 

作り方

① 残ったリゾットをレンジで軽く温めます

 

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② おにぎりを作るようにお好みの量を手に取る

 

③ 真ん中にくぼみをつけチーズを入れて好きな形に成形する

 

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④ 小麦粉、卵、パン粉の順につけ

  中温の油で、カラリと揚げて完成!

 

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BUON APPETITO!

 

アレンジレシピ

焼きリゾット

リゾット作った翌日1人分のランチを作る時によくやる焼きリゾット

 

材料 

・残りのリゾット
・チーズ・・・適量
・パン粉・・・適量

 

作り方


① 耐熱皿にリゾットをいれ軽くレンジで温める

 

② チーズを乗せる

    パン粉をパラパラとふる

 

③ オーブンで焼き色がつくまで焼く

 

④ お好みの色がついたら出来上がり!

 

 

 

おまけ

ローマではこのアランチーニはスップリ(Suppli)と呼ばれています

 

アランチーニもスップリも、食べ方は同じで

揚げたものをそのまま食べたり、ミートソースやクリームソース、シンプルにトマトのソースで食べたりします

 

アランチーニは、イタリアのおばあちゃんやお母さんたちが作りあげてきた

愛情たっぷりの“マンマの味" なんだだそうです

 

イタリアへ来たら街歩きをしながらぜひアランチーニ探しも楽しんでみてくださいね
 

イタリアでも日本の味を! カレーのおともには...

 

イタリアではここ数年日本食がブーム

 

ミラノには日本人の経営する美味しいレストランがたくさんありまし

どんどん増えてます!

 

そして最近では、ほとんどのスーパーでキッコーマンの醤油を見かけます

わさびや海苔などお寿司に必要なものや、お豆腐やシラタキ、納豆、梅干しなどなど

こんなものも?というのも売ってあったりします

なかには私が知らない新作もあったり! 

 

私が来た2012年当初より随分たくさんの食材や調味料が手に入る様になりました

ありがたい❤️

(次回お店をリストアップしてみようかな~)

 

 

さて先日のご飯はカレー

 

みなさんはカレーのおともには

福神漬けですか?

らっきょうですか?

 

 

私は福神漬け派ですが

「らっきょうが食べたい」と旦那が買ってきたのはこれ↓↓↓ 

らっきょうまだ見かけたことがない...(気がする)

 

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cipolline all'aceto di vino

小玉ねぎのワインビネガー漬け 

 

 

うん!

らっきょうといえば らっきょうの味!


ただちょっと酸味が強いのでお砂糖を入れてちょっと味付けを直してみます

 

わたしが買い物に行っても

これを買おうという発想はないけど 

やはり目線が違いますね👨‍🍳

 

ということで

イタリアで代用品を見つけるのもスーパーに行く楽しみのひとつにもなりますね

 

今日の新イタリア語✏️

・cipolline•••小さなたまねぎ

・aceto di vino•••ワインビネガー 

 →aceto•••お酢 vino•••ワイン

 

 

 

 

《レシピ》残り物を活用 コツは3つ!コンソメスープでリゾット作っちゃえ!

 おうち時間45日目のイタリアです...

 

日本食材も底をつき 

お米がどうしても食べたい!!

そういう時はリゾットだ~!

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ただ、リゾットはあまり得意ではないので

今日も私の師匠 IL MIO CORSO DI CUCINAを参考にリゾットを作ります

 

 

 

冷蔵庫とにらめっこ...

先日作った野菜たっぷりコンソメスープが冷蔵庫に!

 

ということで残ったコンソメスープを活用してリゾットを作ります

 

ちなみにリゾットに使うお米は断然というか絶対にこれ

おすすめのリゾット米 

「カルナローリ!」 

 

特徴

粒が長く質感は固めで型崩れしにくい

でんぷんを多く含んでいて長い調理にも耐える

とのこと

 

イタリアのリゾットにはたいていこの種類で作られています

 

ということで今日はリゾット

リゾットは作り方はシンプルだけど家でやるとなかなかお店のようにできない...

 

🐻曰くポイントがあるそうで...

それを作り終わってから言われた...

先に言ってよね...笑

 

調理のポイントは3つ!!

 

1  お米は洗わずに炒めてオイルでコーティング!

お米を濡らしてしまうと水分を吸収しやすくなるので粘り気がでてしまいます

オリーブオイルでコーティングすることでさらっと仕上がります

 

2 ブイヨンは熱々に少しづつ加える!

お米の温度を下げないように、ブイヨンは熱々にして少しずつ!

温度が下がると、デンプン質が変質してしまうそうです

 

3 炊いている間は無駄に触らない!

混ぜ過ぎると、米が割れて粘りを引き出す原因になり食感も悪くなる

リゾットはアルデンテで食べるの

炊き上がるまでは、のんびり構えて木べらでたまーに鍋底をこそぐくらいの感じで 

忍耐 忍耐.... (笑)

 

実際、イタリアで食べるリゾットは日本人には

「これ固すぎじゃない?」と思うほどアルデンテな時もあります

 

ということでこの3つのポイントに注意して作れば間違いなし! 

 

余ったスープでリゾット

材料 (4人前ー基本適当)

 

・残りものコンソメスープ (大事なのはスープの方)

   1L位は必要なのでスープだけ足りない場合はお湯にコンソメを溶かして熱々のブロードを作って用意しておく

・お米・・・2cup (日本米でも代用可能!)

・冷蔵庫にある野菜をお好みで

               長ネギ・・・適量 (みじん切り)

               ズッキーニ・・・適量(細かく)

・白ワイン・・・50ml

・しお・・・適量

・バター・・・適量 (冷たいまま)

・粉チーズ・・・適量 (パルメジャーノ使用)

 

作り方 

(これはレシピを参考に)

 

① フライパンか浅めのお鍋にオリーブオイル(スプーン1杯)とバター入れ温める

 

②ネギ(玉ねぎ)を弱火でゆっくり柔らかくなるまで5分ほど炒める 

 ズッキーニも途中で入れる

 

洗ってないお米を加え2分混ぜる (日本米を使うときも洗わない)

 お米が透き通ってきたら炒め終わり。お米には焼き色をつけない様に!

 

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④ 白ワインを入れたら火を強める

 お米にワインをなじませつつアルコールを飛ばしながら混ぜる

 

 

⑤ おたま1杯の熱々のスープ(ブロード)を入れて弱火にする

 

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鍋底についた米をはがす感じでときどき木べらで混ぜる

ずーっと混ぜ続けてしまうと必要以上に粘りが出てしまいます

ポイントは焦げないように“ときどき”混ぜる

 

⑥ おたま1杯を入れてはクツクツと軽い沸騰状態を保つ弱火で3分半くらい煮る

→⑤と⑥を繰り返して15分

 

⑦ お米が煮上がる5分前になったらスープの具を投入

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⑧ しおをひとふりして火を止る

 

⑨ バターとチーズを入れよく混ぜ合わせる

 リゾットで大事な作業マンテカーレをここで! 

 蓋をして2分待つ

 

 ※マンテカーレとは?

  リゾットの仕上げで大事な「マンテカーレ」

  料理の仕上げにオリーブオイルやバターを入れてツヤを出しながら混ぜること

  これで空気が含まれてふわっと仕上がるのだそう

   

 

 

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平皿に盛る

 すぐに皿の底をトントンと叩いて平らにする

 リゾットはお皿の上でも熱が入るのでアルデンテじゃなくなってしまいます

 お皿に盛ったらすぐ平らに!

 

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わたしのはちょっと水分飛ばしすぎ...

 

そして3つポイントを後から聞いたので失敗

 

混ぜすぎしまって舌触りが良くなかったのが反省点....

レシピに出てきた新イタリア語

・evaporare (エバポラーレ)・・・蒸発させる

 

まとめ

リゾットを作るポイントは3つ!

これさえ守れば美味しいリゾットが自宅でも簡単に!

 

美味しいバターとパルメジャーノがあればさらに美味しいこと間違いなし!

  

最後に

イタリアではリゾットはフォークで食べる料理です

外側からスッとすくい上げて食べます

 

Buonappetito!!

 

《レシピ》残りものを活用ー麻婆ナスで肉まん

昨晩は麻婆ナス丼を作りました

が! これがイマイチだったようで(笑) 

完食してもらえず....

 

というのもイタリアで売られているナスは皮が硬い... 

ずぼらなわたしは、いつもそれを忘れ料理して

失敗するという繰り返し...

 

一度ちゃんと素揚げしたんだけどな...残念

 残りものを食べるのはわたしの役目

 

パスタでもしようかな〜

カレー作る時にに入れちゃおうかな〜

といろいろ考えてた時に

 

「肉まん食べたいねー」と旦那が言った一言

あ!肉まんの肉だねにしてみよう〜

という事で 今日は

 

麻婆ナス肉まん

もし残り物の麻婆ナスがあればぜひ

 

写真でわかるように見てくれはとても悪い...

うまく包めてないし...

くっついちゃってるし...

 

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材料 (6個分ー基本適当です)

肉だね

・麻婆ナスの残り 

・ネギ 適量 (みじん切り)

・キャベツ ・・・2枚 (みじん切り)

    →本当は白菜が良かったがないので代用

 ・干しシイタケ・・・小4個

 

生地

(これはさすがにちゃんと測りました)

・強力粉・・・50ℊ

・薄力粉・・・150g

・ベーキングパウダー・・・48g

・さとう・・・15g

・しお・・・3g

ドライイースト・・・3g

・ぬるま湯・・・110g レンジで軽くチンでOK

 

 作り方

肉まんの生地を作る

 ①材料を合わせるーボウルに強力粉・薄力粉・さとう・しお・ベーキングパウダーを入れてよく混ぜる

 

ぬるま湯を入れるー中心にくぼみを作りドライイーストを入れてそこへぬるま湯を入れる(ちょっと残しておく)

 

混ぜ合わせるー手でこねるようにして粉っぽさがなくなったらひとまとめにする

この時は生地はべたついていてもOK

生地がかたいようなら残りのぬるま湯を投入

 

台に出してたたくー生地をたたきつけるようにコネコネしながら伸ばし丸くまとめる

          15分くらいでOK!

 

発酵ーボウルに戻しラップをかけて2倍の大きさになるまで発行させる

    うちはちょうどカレーを作っていたのでその鍋の上に乗せて発酵させました

 

ガス抜きー生地を持ち上げるようにしてガスを抜いて6等分にわけ、軽く丸める

 

⑦ベンチタイムークッキングシートやまな板の上において10分ほど休ませる

        生地が乾燥しないようによく絞ったぬれぶきんをかぶせておく

 

⑧生地を丸くするー綿棒で好きな大きさに丸く伸ばす(あまり薄くしすぎて破けたので        ちょっと厚めでちょうど良い)

 

⑨お肉を包むー真ん中に肉だねを乗せて生地の四隅を中心に合わせるように

       ひだを寄せて閉じる

 

※ほんとはここで2次発酵をしたほうがいいそうですがうちはスキップ

 

⑩蒸すー蒸し器に入れて15分蒸す

我が家には蒸し器とかはないので、お鍋にお湯を沸かし(5㎝位の量)

同じ高さのカップを置きその上にスチールの落し蓋を置き蒸しました

→これでも問題なく蒸せます

 

肉だねの準備

①肉まんの生地を発酵させている間に

 ・キャベツは軽く茹でるか水洗いしてジップロックにいれて軽くチン

 

 ・ネギ・干ししいたけをみじん切りにする

   

・麻婆ナスを包丁で細かくなるように叩き、汁が多いようなら捨てる

 

②ボールに細かくした材料を入れて混ぜる

 

③味見をして薄かったら塩や中華だしなどで味をプラス

 

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今回はこの本を参考に

パンの教科書 ビギナーズ

これがほんとにパン作り初心者にはわかりやすい1冊

 

今回の分量はここに載ってたものではありませんが... 

生地を作るのに参考にしました

 

 

 

 

改良の余地ありです... ずぼらですからね...

でも初めて作ったわりには簡単に美味しくできたかと

2回目もあるな これは👍

 

もし麻婆ナスが残っていたらぜひお試しくださいませ~

 

Buon appetito!!

 

 

 

 

キッチンのおとものはなし ①

 

 

皆さんは家にいる時どこにいる時間が1番長いですか?

 

わたしは圧倒的にキッチンにいる時間が長いという事に気付きました

(今は特におうち時間が長いっていうこともありますが)

 

なんででしょうね...

窓からの入る朝の光や夕陽が

とても気持ちが良いからでしょうか

 

朝の光を浴びながらコーヒーを入れ

夕方には夕陽を眺めながら一杯飲む

 

時には立ったまま

時には料理をしながら

時には電話しながら

最近はブログを書きながら

過ごすという感じで

 

これが日々のわたしの細やかな楽しみなのです

 

キッチンにいる時間が長いからこそ

キッチンにはお気に入りのモノを置いておきたい!

 

という事で今日はお気に入りのモノをご紹介します

 

キッチンのおとも

 アンティークマーケットで買った

ワインオープナー🍾

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どんどん増えていって今10個以上あると思いますが

 

これが一番のお気に入りのオープナーです

本当はディスプレイ用で購入しましたが

ガンガン使って味が出てきました

 

まだまだ集めていきたいと思います

 

ちなみにワインオープナーはイタリア語で 

Cavatappi(カヴァタッピ)と言います

意味は「らせん階段」

グルグルしてるところがらせん階段っぽいですよね

 

ちなみに... 

これでコルクを抜くのは実はすんごい大変

コツをつかめばいいんですが

たまにとーっても頑固なコルクがいるんです

どんだけあがいても全く抜けない時もしばしば....

 

そういう時は絶対に

こういうタイプがいい! 

なかなかコルクが抜けない時持ってない自分に腹が立ちます

なぜなら 早く飲みたいから笑

早いところこういうタイプのを買っておきたいんですが...

 

 

そして

もし買うなら

2段式で開けられるやつがベスト

 

 

すんごく開けやすかったタイプはこれ

お友達が持っていて

ルクルーゼのものです

スムーズすぎてびっくりでした

 

 

こういうタイプはこれはこれで持っておきたい...

 

 

 まとめ


イタリアのキッチン小物はほんとデザイン性があるモノが多いです

なのですぐ買っちゃいます...
ぜひいろいろチェックしてみてくださいね!

 

 

 

レシピから学ぶイタリア語④ よく出てくるcuocere ってなに?

今日は私のレシピ本によく出てくる単語

“cuocere” (クゥオーチェレ)を読み解きます

 

今日もこれにお付き合いしてもらいます

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よく出てくる cuocere ってなに? 

いろんな場面で登場するcuocereですが

 

これは「煮る」「焼く」「炒める」「茹でる」「蒸す」などの「火を使って調理する」ことを指すなんとも便利な単語でした!

 

どんな風に使われてるのかを具体的に

 

cuocere ○○ a fuoco alto

→ 強火で調理する

 

cuocere ○○ a fuoco basso

→ ○○を弱火で調理する

 

cuocere ○○ per 5minuti a fuoco molto bass

→ ○○を5分弱火で調理する

 

cuocere ○○ a vapore

→ ○○を蒸す

 

cuocere ○○ a lesso

→ ○○を茹でる


cuocere ○○ a bagnomaria

→ ○○を湯煎する

 

 cuocere ○○ al microonde

→ ○○を電子レンジで調理する

 

cuocere ○○ alla griglia

→ ○○をグリルする

 

という事で

cuocere の後に a をつけて調理法や器具を

プラスすればOK!


 

その他

Cuocere in forno a 180℃

→ オーブン180℃ で調理

 

Cuocere la pasta in acqua bollente salata

→塩を入れた沸騰したお湯でパスタを茹でる

 

Cuocere le tagliatelle al dente

→ タリアテッレをアルデンテに茹でる

 

という感じです

 

 

 

“cuocere a …”を使わない調理表現

は前回書いた様に

 

arrostire ローストする

rosolare (油脂を使って)きつね色に焼く

friggere 揚げる

bollire(グツグツと)茹でる / 煮る

saltare(強火でサッと)炒める

 

などなど

 

パンやケーキなどオーブンで調理するときは


far cuocere il pane

パンを焼く


far cuocere la torta

タルトを焼く


farが付いてました

 

※これについてはまた次回

 

 

まとめ

 

どう言えば良いか迷ったらこれを使うべし

 

便利な単語 cuocere (クオーチェレ)!!

 

 

mk810.hatenablog.com

 

 

mk810.hatenablog.com

 

 

mk810.hatenablog.com

 

 

 

 

レシピから学ぶイタリア語③ 基本的な調理法の単語はこれでOK!

 

今回はレシピに出てくる調理法をイタリア語でご紹介

これだけマスターすれば大丈夫というものを26個!

 

今回もお気に入りのこの本から抜粋

 IL MIO CORSO DI CUCINA

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レシピでは動詞が原型のまま書かれてることもありますが

わたしのこのレシピは2人称複数に対する命令形で書かれてます

簡単に言うと動詞の末尾が -ate, -ete, -iteと変化します

詳しく説明すると長くなるので今回は割愛

 

ここでは動詞の原型で書いてます

 

 

 

レシピ中に出てくる基本的な調理法をイタリア語で26個

 

1. 洗う

lavare(ラヴァーレ)

例 lavate la zucca  カボチャを洗う

*lavare(原型) → lavate 2人称複数の命令形

 

2.すすぐ

risciacquatura(リッシャァクアトゥーラ)

ごしごし洗うよりも軽く水をあてるイメージ

 

例 Risciacquarla con acqua fredda. 冷水ですすぐ

 

3.掃除をする、きれいにする

pulire(プリーレ)

例 Pulire la patata. ジャガイモをきれいにする

 

4.きる

tagliare(タリアーレ)

 

 

5.除く、省く

eliminare (エリミナーレ)

例 eliminare i semi dell'anguria スイカの種を取り除く

 

6.水にひたす(入れる)

mettere nell' acqua

例 mettere i carciofi nell'acqua カルチョーフィを水にひたす

 

7.加える

 aggiungere(アッジュンジェレ)

例 aggiungere un po' di sale 塩を少し加える

 

8.注ぐ

versare(ヴェルサーレ)

 

9.混ぜる

mescolare (メスコラーレ)

 

10. 乳化させる、合わせる

mantecare (マンテカーレ)

 

11.皮をむく

pelare(ペラーレ)

sbucciare (スブッチャーレ)

 

例 sbuccia la mela リンゴの皮をむく

 

12.沸かす

bollire(ファル ボリーレ)

グツグツと茹でたり煮たりする時にも使われます

 

例 Far bollire l'acqua. 水を沸騰させる

 

13.溶かす 

sciogliere(ショォリエレ)

例  sciogliere il burro バターを溶かす

14.揚げる

friggere(フリッジェレ)

 

15.炒める

soffriggere(ソフリッジェレ)

 

16.きつね色に焼く

rosalare (ロザラーレ)

 

17.焼く

 grigliare(グリリアーレ)

 

18.焦げ目をつける

bruciare(ブルチャーレ)

 

 

19.炒める (強火でさっと) 

saltare (サルターレ)

 

20.~を炒る

tostare (トスターレ)

例 tostare le madorle アーモンドを炒る

 

21.温める 

Scaldare (スカルダーレ)

 

22.蒸す

vapore(ヴァポーレ)

 

23.煮る

stufare(ストゥファーレ)

 

24.凍らせる

congelare(コンジェラーレ)

 

25.解凍するは

scongelare(スコンジェラーレ)

 

26.味つけをする

condire (コンディーレ) 

 

まとめ

いろいろ書きましたが

このレシピ本に一番たくさん出てきた単語は

”cuocere”でした...

 

ということで次回はこの ”cuocere” 

について詳しく

 

知れば知るほど面白くなってきたぞ イタリア語♪

 

 

mk810.hatenablog.com

 

 

mk810.hatenablog.com

 

 

 

まずはこれだけ知れば大丈夫!レシピ概要で登場する単語 レシピから学ぶイタリア語② 

最近私が使っているレシピ本はこちら

IL MIO CORSO DI CUCINA

 

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写真がきれいでデザインも良く

工程がとても分かりやすくまとめてあるので

お気に入りの一冊

 

今日はまず

料理を始める前に知っておくべきイタリア語をご紹介

 

 

 レシピ概要で出てくるイタリア語
1. レシピ

イタリア語でレシピは"ricetta"(リチェッタ)

 例)

La ricetta di tiramisù ティラミスのレシピ

 

2. 材料 

"ingredienti" (イングレディエンティ)

 

3. 人数(~人前)

”porzioni"(ポルツィオーニ)

 

”per 6 persone” (ペル セイ ペルソーネ)などと書いてある場合もあります

これは6人分という意味になります

 

イタリアのレシピはたいてい4~12人前の量(レシピによってバラバラ)で書いてあるのでよく見てくださいね。

 

4. 時間 (準備時間)

”tempo di preparazione" (テンポ ディ プレパラツィオーネ)

 

5. 焼き時間・加熱時間・調理時間

加熱することは”cottura”(コットゥーラ) 

調理することを"cuocere"(クオーチェレ)といいます

”tempo di cottura/cuocere"(テンポ ディ コットゥーラ/クオーチェレ)

焼くことや揚げること、茹でることなど火を加える工程の時に書かれています

 

6. 寝かし時間

”temoo di riposo" (テンポ  ディ リポーゾ)

riposoは休憩という意味 

パンの発酵時間などの時に書いてあります

 

7. 〇分 ○時間

"minuti”(ミヌゥーティ)分

20minuti と書かれていたら 20分

 

“Ora” (オーラ) 時間

1 oraと書かれていたら 1時間

 

1 ora e 30 minuti だと 1時間30分

を意味します

 

8. 先にやっておくこと、下準備

"prima di tutto" (プリマ ディ トゥット)

すべて(tutto)の前に(prima di) ってことです

下準備としてということですね

 

まとめ

本によって書き方はバラバラです

調理方法に関する単語は山のようにありますが、

まずは基本の単語を覚えておけば応用は可能ということで

今日は私が使っているこの本に書かれている内容を参考にしました

 

次回は調理法についてのイタリア語を

 

 

《レシピ》スーパーにほうれん草がない時はこれを代用 カーボロネーロ

 このチリチリしたほうれん草に似た野菜は

カーボロネーロ (cavolo nero)

日本語でもイタリア語でも意味は黒キャベツ

丸くないけどキャベツ

 

 

イタリアではよく見かけるこれは

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トスカーナ出身の野菜でした

 

カーボロネーロの扱い方

 

キャベツと同様胃腸に優しく

ビタミンやミネラルが豊富

 

 

見た目通り固め...

でも煮崩れしないので煮込み料理や炒め物に最適

そして緑の色が鮮やかでいいアクセントに

 

レシピ

今回はお浸し

 材料(基本適量です)

カーボロネーロ 適量

塩 適量

酒 大さじ2

みりん 大さじ1

顆粒和風だし 適量

お醤油 小さじ1

かつお節 適量

ごま (炒りごまを切らしてたからすりゴマ) 適量

 

作り方

1) カーボロネーロをよく洗う

 

2) 芯は硬いので切り、葉っぱを適当な大きさに切る

 

3)沸騰したお湯に塩を加えて柔くなるまでしっかり茹でる

 

4)茹で上がったらざるに冷水で冷やす

 

5)手でしっかり水気を絞る

(🐻曰く ぎゅーっと絞って繊維を壊すことで緑の色が褪せない とのこと)

 

6)鍋にみりんを加えて沸騰させアルコールを飛ばす

 

7) 6)の鍋に和風だし、お醤油を加えて混ぜる

 

8) 水をよく切ったカーボロネーロをお鍋に入れてかつお節をまぶす

 

9)器に盛り付けて ごまをかけて完成

 

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ついでにもう一品
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▶︎茹で汁を再利用してお味噌汁も!

煮込むことでキャベツの風味が出て美味しい

お好きな具でどうぞ

 

▶︎お味噌汁じゃなくても

お野菜とベーコンをプライパンで炒めて

茹で汁に加えて コンソメを入れて

コンソメスープにしても美味しいです

 

 

 

 

 

もうこれで間違えない!お菓子作りに使う粉もの名前編 レシピから学ぶイタリア語 ① 

 

おうち時間を活用して

 

引きこもり生活も長引いてきて

日々時間の使い方に悩む今日この頃...

 

みなさんはおうち時間どんなふうに過ごしてますか?

わたしは、この有り余る時間をレシピ本を使用してイタリア語を再勉強スタート✏️してみようと思います

 

さてさて

お料理にもお菓子にも沢山の粉ものを使うイタリアにはとにかくいろんなの種類が売っています!

どれを買えばいいのかわからない.... なーんて事はよくある事

来た当初はいっぱい間違って買いました(笑)

 

買うときに役立つものをまとめてみます

 

 

お菓子作りなどに必要な材料をイタリア語で

 

小麦(grano)粉(farina)の種類

日本の小麦粉は、「たんぱく質の含有率」によって、薄力粉~強力粉まで分けられているそうですが、イタリアでは「挽き方」によって分けられています

 

「小麦粉」であることを確実に言うためには、
farina bianca(ファリーナ・ビアンカ)とか、farina di grano(ファリーナ・ディ・グラーノ)と言いますが farina (ファリーナ)でも通じます

 

・小麦粉 farina di grano(ファリーナ ディ グラーノ)

・薄力粉 farina TIPO 00 (ファリーナ ティポ ゼロゼロ)

・強力粉 farina TIPO 0 (ファリーナ ティポ ゼロ)

・全粒粉 farina integrale (ファリーナ インテグラーレ)

米粉 farina di riso (ファリーナ ディ リゾ)

白玉粉 Farina di riso glutinoso (ファリーナ ディ リゾ グルティオーゾ)

 

一度シェフの人に「TIPO 000」

とゼロ3つのものを分けてもらった事があったけどあれはなんだったんだろうか🤔

 

こんな感じで数字は書いてあります

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 ベーキングパウダとイース

不思議なことに両者とも

lievito (リヴィエート)

 

イタリア語では両方ともイースト」

これで何度失敗した事か...

 

ベーキングパウダー (お菓子用)

・lievito per dolci  (リヴィエート ペル ドルチェ) または

   lievito in porvere  (リヴィエート イン ポルベレ)

 

イースト (パンなどを作るときに普段使うもの)

・生イース

    lievito fresco (リヴィエート フレスコ)

 

・天然イース

   Lievito natural (リヴィエート ナトゥラル)

   Lievito madre (リヴィエート マードレ) 

 (スーパーでがバターみたいな包みで小さなブロックで売ってあります)

 

 ・ビール菌イース

     lievito di birra (リヴィエート ディ ビッラ)

 

これで間違う事はなし👍

 

でんぷん(Amido)粉系

コーンスターチ amido di mais (アミド ディ マイス)

・小麦粉澱粉 amido di frumento  (アミド ディ フルメント)

重曹 bicarbonato di sodio (ビィカルボナート ディ ソリィド)

・片栗粉 fecola di patata (フェコラ ディ パターテ)

 

 

その他 

・砂糖 zucchero (ズッケロ)

・粉砂糖 zucchero a velo (ズッケロ ア ヴェーロ)

・しお sale (サーレ)

・パン粉 Pangrattato (パーネグラッタート)

・ゼラチン Gelatina (ジェラティーナ) 


    

まとめ

 

日本とイタリアでは小麦粉の分類方法が違ういます(日本はたんぱく質別、イタリアは挽き方別)

普通の薄力粉が使いたい時は「Grano tenero ”Tipo00”」でOK

“Tipo”は挽き方を指しています

→Integrale(挽いていない)、00、0、1、2と5種類もあります

 

イタリアでは最近グルテンフリーを意識してる人も増えたようで

米粉にも注文が集まってるようです

 

たまにはイタリア産の小麦粉でクッキングするのもいいかもしれませんね♪

 

※追記 2020/6/1

近所のおばちゃんに質問したところ

一般的にピザやパンを作るときは0

パスタやケーキを作るときは00

細かく挽いたものが00で大きく挽いたものが0よ だそうです

 

[rakuten:cerestshop:10001843:detail]

 

 

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《レシピ》残ったかぼちゃの煮物で手早く簡単に本格的なパンプキンスープに変身

悲しいかな...
先日作った南瓜の煮付けを

旦那🐻にもう食べないと言われたので

残りを活用した ずぼらレシピ

 

材料 (全て適当)

カボチャ

玉ねぎ

バター

水 

コンソメ 1ケ

砂糖

お醤油

牛乳 お好みの量で

 

作り方

1)

カボチャの皮をむいてワタと種を取る

(はじめにレンジで2分くらいチンすると柔らかくなり皮も簡単にむけます)

*残り物の煮物を使うならここは省いてOK

 

2)

玉ねぎを適当な大きさにスライス

 

3)

鍋にバターと玉ねぎスライスを入れて

しんなりするまで弱目の中火で炒める

 

🐻いわく

ここでじっくり炒めた方が甘味が出るらしい

 

4)

カボチャが浸かるくらいの水、コンソメ

お砂糖、お醤油を入れて

カボチャが柔らかくなるまで煮る

 

*煮付けを使う場合は煮る必要なし

お砂糖もお醤油も不要!

なんて簡単

(煮付けた時の味にもよるので甘さは様子を見て加減してください)

 

5)

火を止めて

ブレンダーで滑らかになるまで良く混ぜる

 

6)

牛乳を加えて(量はお好みで)

弱火で温め良く混ぜる

 

7)

出来上がり‼️

お好みでパセリやクルトンをのせて どうぞ

 

 

できあがりの写真は取り忘れました...

 

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きっかけはおうち時間 ブログ始めました

ブログはじめました

 

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「なんか趣味ないの?」

と旦那に言われた一言がきっかけで

このブログを始めてみました

 

うん...よく考えると

わたし 仕事をする以外に

たいした趣味はない...

 

ただ一個

イタリアに来てからというもの

手に入るものでわたしなりに

いろいろ工夫して作ってるご飯は毎日ある

 

旦那は料理人

わたしの作った料理に小言を言うことなく

きれいに食べてくれます

 

いろいろ料理のコツやアドバイスもくたり

 

じゃあまずはそれを書いていこう~

と軽く思ったのがこのずぼらブログの始まりです

 

 

料理の事

イタリア生活のこと

イタリア語のことなど

を料理と絡めてイタリアのキッチンから

書いてみます

そう一日の中で私が一番滞在時間が長いのが

キッチンだから...

 

どうぞよろしくお願います🥺