甘いや辛い 味覚にまつわるイタリア語
いろいろな場面で味を表す単語は必要ですね
勉強し始めた当初、レストランやお買い物する時に「これはどんな味?」なんてこちらから聞いておきながら、返ってきた答えがわからないなんて事もしばしばありました(笑)
という事で、今回はレストランやお店で使える「基本的な味」に関連したイタリア語をまとめてみました〜
味覚 senso del gustoにまつわるイタリア語
1. 甘い
甘いはDolce(ドルチェ)
お菓子のこともイタリア語では“Dolce”と呼びます
2. 辛い
辛いはPicccante(ピッカンテ)
salame piccante ピリ辛サラミ
3. 塩辛い(しょっぱい)
塩辛いはSalato(サラート)
「塩」はイタリア語で Sale(サーレ)
覚えやすい単語ですね!
4. すっぱい
すっぱいを表すイタリア語は3つあります
・その1 Aspro(アスプロ)
フルーツはもちろん、ワインや野菜の風味を表す際などにも使われる「酸っぱい」という表現
渋いという表現もできますね
・その2 Agro(アグロ)
これもフルーツから野菜にまで幅広く使える「酸っぱい」
・その3 acido(アーチド)
これは「酸」を表すイタリア語
バルサミコ酢などのパッケージにも書かれている単語です
condimento acido 酸っぱいドレッシング
5. 少し酸っぱい
少し酸っぱいはacidulo(アーチドゥーロ)
Acidoよりも酸っぱさが少なめの時に使います
ちょっとつんと来る感じです
6. 甘酸っぱい
甘酸っぱいは Agrodolce (アグロドルチェ)
中華料理屋さんのメニューの「酢豚」などにこう書かれています
7.苦い
苦いは amaro (アマーロ)
「Amaro アマーロ」という苦みにアクセントをおいたビター系リキュールがあります
十数種類の薬草をアルコールに漬け込み砂糖を加えて作られているので甘みも十分あり飲みやすいです
食後酒としてストレートで飲んだり水や炭酸で割って食前としても飲まれます
また、「Amaretti アマレッティ」というイタリアお菓子をご存知ですか?
イタリア版のマカロンみたいなものです
こちらも 同じ意味で「ちょっと苦い」という単語です
8. スパイシー
スパイシーな、香料の効いたはspeziato (スペッツィアート)
スパイスの効いたお料理や飲み物に使います
9. 香りがある
香りのある aromatico (アロマーティコ)
アロマが豊かな様子ですね
10. 胡椒が効いた
pepato(ペパート ) で「コショウを使った」「刺激的な」という意味です
11. スッキリした/さっぱりした
スッキリした/さっぱりしたはfresco (フレスコ)
そのほか「新鮮な」モノを表現する時にも使います
12. 渋い
渋い/シャープな はastringente (アストリンジェンテ)
これは今回調べていて初めて聞いた単語でした&ソムリエのお友達に聞いたら使うとのこと
収斂性(しゅうれん)が強いワインを表す言葉のようです
コーヒーにも使ったりする様です〜
さいごに
Com'è? とか Com'è questo ? (コメェ クエスト) これはどうですか(どんな味)ですか?という意味
食べ物やメニューを指して「これはどのんな?」と聞くことで「これはどんな味ですか」と聞くことになります
メニューやお店で商品を見て味の想像がつかない時など聞いてみると良いですね♪
イタリア人は丁寧に答えてくれますよ(人にもよるか...笑)
では、Ciao Ciao!