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イタリアのコーヒー文化 これがなきゃ1日が始まらない!

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「イタリアの1日は1杯のコーヒーから始まる」

といっても過言ではないというくらい

イタリアにはカフェ文化が根付いています

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みんなそれぞれ贔屓にしているBARがあります

一応わたしにも何軒かあります

注文を伝えなくても顔を確認したら好みのコーヒーが出てくるというなんとも言えないハートフルな一瞬が好きです

 

BARで日々交わすたわいもないない会話がほんとに心地が良いのです

BARにいるといろんな人間関係も見えてきます

 

 

イタリアのコーヒー文化について

ミラノにスタバがオープン

反対するイタリア人、賛成するイタリア人 いろんな人の意見がありましたが

去年(2019年)ミラノに待望のスタバがオープンしました

今は落ち着いてますがオープン当初は連日行列ができており大盛況でした!

(ミラノのスタバついては後日詳しく)

 

「イタリアの1日は1杯のコーヒーから始まる」

イタリア人の大半ががコーヒーを愛していて(中には飲めない人もいますが)

1日に何度もコーヒーを飲む人も多くいます

 

まず朝起きたら元気を出すためにカプチーノを飲み1日の仕事に励みます

ランチが終わったら食後にエスプレッソを飲んで午後に備え

仕事後にはお疲れ様の意味を込めてさらにもう1杯のエスプレッソを

 

と、こんな流れで1日をコーヒーと一緒に過ごしてます

 

コーヒーの飲み方には実は暗黙の了解がある

 

朝はカプチーノなどを飲む人が多いですが、午後以降はミルクを使わないエスプレッソそのものを飲む人が多いです

お店によってはエスプレッソを飲む時に小さなグラス1杯のお水が一緒に出されることもあります

その時は、このお水を最初に飲んで口の中をすっきりさせた後にエスプレッソを飲みます

小さなクッキーやチョコレートが付いてくるお店もありますよ

 

イタリアでコーヒーを飲む場所は?

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これまでのイタリアではチェーン店のカフェなんて見かけませんでしたが

ミラノのスタバのオープンをきっかけに続々とスタバはできており

今後いろんな都市でオープン予定だそうです

 

イタリアのBARは基本的に個人店が多く気軽に入りずらい雰囲気でもあります...

でも、それぞれとても個性的なので地元の人に交じってコーヒーを飲むのもなかなか楽しい経験になると思います

 

イタリアではカフェのことを「BAR」と呼びます

 

イタリアのコーヒーといえば

イタリアで”コーヒ”といえばエスプレッソです

何も入れずにエスプレッソを飲むととても苦いので、お砂糖を1袋分たっぷりと入れ

て、ちょちょっとかき混ぜ2口~3口くらいでクイッと飲むのが本場のイタリアンスタイル

お砂糖を混ぜるときは香りが飛ばないようにぐるぐるとかき混ぜないのがポイント!

 

わたしはカップの底に残ったお砂糖をスプーンですくってペロッと食べちゃうことも...

 

イタリアンカフェの種類 13選

 

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イタリアンカフェといっても色々な種類があります

エスプレッソはちょっと苦手という方にはこういうアレンジメニューもあります

ご注文の時の参考にどうぞ!

 

1) カフェ caffè

いわゆる普通のエスプレッソ

「ノルマーレ」とも呼ばれるくらいポピュラーなカフェ

 

2) カフェ・マキアート caffè macchiato

エスプレッソに少量のスチームしたミルクを入れたもの

カプチーノよりもミルクの量が少ない

マキマートは「染みの付いた」という意味

わたしは午後に飲むことが多いです

 

3) ラッテ マキアート latte macchiato

ラテマキアートは、マキアートの逆で
グラスに注いだスチームドミルクの上からエスプレッソを抽出したカフェ
牛乳の割合の方が多い

 

4) カプチーノ cappuccino

朝の定番 日本でもお馴染みのカプチーノと同じ

 

お店によっては シナモン/ココア(cannella(カンネッラ)o  cacao (カカオ)   ) かける?と聞かれる場合もあります 

 

5) マロッキーノ marocchino

エスプレッソに、ココアパウダーを振りフォームドミルクを注いだもの

チョコレートソースが加えられている場合もある

疲れた身体に沁みます

 

6) エスプレッソ コン パンナ espresso con panna

エスプレッソに生クリームを乗せたもの

 

7) カフェ・ルンゴ caffè lungo

「lungo」とは「長い」という意味

普通のエスプレッソよりも抽出時間を「長く」してお湯の量が多くなっています

 

8) リストレット Ristretto

イタリア語で「制限された」という意味

リストレットは通常の量のコーヒー豆を半分の量の水で抽出するもの

15-20mlのストロングコーヒーでデミタスカップでサーブされる

 

9) カフェ ドルツォ caffè d’orzo

オルツォ」とは「麦」のこと

麦で出来たカフェで見た目はエスプレッソに近いが、味はぎゅっと凝縮した温かい麦茶という感じ

好き嫌いが分かれる...

カフェインがダメな人などはこれを飲んだり

 

10) カフェ アル ジンセン caffè al ginseng

こちらも馴染みのない変わったカフェで高麗人参風味のエスプレッソ

お砂糖をいれなくても結構甘い

わたしはまだ飲んだことがないけど

飲んでみると以外と美味しいというはなし

このパウダーには、コーヒー成分の他に高麗人参のエキス、脱脂粉乳、甘味料、安定剤、乳化

、着色料、香料などが配合されているらしい

こちらも試してみる価値ありの1杯

 

11) デカフェナート  decaffeinato

カフェインフリーのエスプレッソ
マキアートやカプチーノバージョンなどでも頼める

 

12) コッレット  corretto

Corretto は「正しい、味を良くした」という意味

エスプレッソにグラッパやブランデェーなどのアルコールを加えたもの

 

13) カフェ アメリカーノ caffè americano

 エスプレッソにお湯がそそがれただけのカフェ

あまり美味しいものではない(個人的意見)

イタリア人で頼んでいる人を見た事がない...

 

 まとめ

バールやレストランなど街のいたるところで気軽に飲める「カフェ」

イタリアに来た際にはぜひ現地の人に混じってバリエーション豊富な

イタリアンカフェを楽しんでみてください

ミラノではエスプレッソ1杯1€~1.3€です(カウンターで飲む場合)

 

合言葉は 「un caffè, per favore」

ちなみに2杯欲しい時は時は 「due caffè」

Caffè の前に「数字」をつければOKです

 

では buon caffè!!!