イタリアのコーヒー文化② 冷たいコーヒーのはなし
暑い日はキーンと冷えたアイスコーヒーを飲みたくなりますよね
今日はイタリアのアイスコーヒーの話を
イタリアにアイスコーヒーはあるの?
残念ながらイタリアには日本にあるようなアイスコーヒーというものは存在しないのです...
(最近では外国スタイルのカフェには置いてあることもあがりますがイタリア人はまず頼まないそうです)
イタリア人はキンキンに冷えた飲み物を好みません
冷えてていいのはスプマンテか白ワインくらい(笑)
どんなに暑い真夏の8月でも、40℃越えを記録しようともイタリア人は絶対に熱々のエスプレッソコーヒーを飲みます!!!
それぐらいイタリア人はエスプレッソを愛してやまない国民だということですね
一方ワタシはというと...
夏に「キンキンの氷入りの冷たい飲み物を飲まない」という習慣だけはどうしても変えられるものではなく...冷たい飲み物を欲します
イタリア人は暑いのが平気なのか、日光を欲しているからか、気候が良くなるとこぞってテラス席に座り全身に太陽を浴びながら食事をしたり飲んだりしだします
こちらは見てるだけで汗が噴き出てます(笑)
ワタシは涼しく快適にご飯を食べたい!
そして、店内でクーラーがガンガン効いてると寒いと文句を言う
または直接クーラーの風が当たる席だと席を変えてほしいと言う
一般家庭にもほとんどクーラーはついていません...
我が家にもクーラーはなく、夏は蒸し風呂状態。扇風機をフル稼働させています
みんなよく平気だな・・・
と思いながら毎夏を過ごしています
スタバのおかげ
ただ、ミラノにもスタバが出来て”氷の入ったアイスコーヒー“が飲めるようになったのでたまに身体を冷やしに行きます
あっつい日はほんとにありがたーい!
ガムシロも付いてきて感動しました
(イタリアのお店でガムシロを出す店なんてない!)
そうはいってもイタリアで飲める冷たいコーヒーもあることはあります
「イタリア版のアイスコーヒー」とは?
その名もカフェシェケラート
作り方は、まずエスプレッソを抽出
その間にシェーカーに氷を入れて準備
そこに砂糖と抽出したての熱々のエスプレッソを入れてシェーカーの蓋を閉めて手早くシェイク
という流れ
氷を入れてシェイクすることによってエスプレッソが急激に冷やされて空気を含み、クリーミーなクレマができるそう
味が薄くならないようにグラスには氷は入っていません
お店にもよりますが、カクテルグラスやワイングラスに注がれてオシャレに出てきます
ただ量が少ないのでアイスコーヒーみたいにぐびっと行けないのが残念(笑)
長時間置いておくとぬるくなってしまいますので、早めに飲んでくださいね
お店によりますが1杯約2.50~5€です
(これはミルクを入れて作ってもらったので色がカフェオレみたいですね。ちなみにこれは2€で支払うときにびっくりしました)
自宅でも手軽にカフェシェケラートを
もしご自宅にシェイカーがある方はぜひ試してみてください!
カフェシェケラートの作り方
作り方
1) シェイカーにエスプレッソをダブルで(60cc程度)入れてる
2) 砂糖orガムシロップ、氷を入れて、シェイカーをカクテルを作る時のように振って作る
3) カクテルグラスやフルートグラスを冷やしておき 冷えたグラスに注いで出来上がり
※お好みでエスプレッソや砂糖の量を調整したり、ミルクを加えて自分好みの味に仕上げることもできますね
お店でもリクエスト可能です!
さいごに
少しは、イタリアの”カフェシェケラート”をお分かりにいただけましたか?
イタリアへ来られた際はぜひ試してみてくださいね!
では buona domenica!