ミラノでお肉を食べるなら その①
無性にお肉が食べたーーーーいとなる時ありませんか?
という事で先日久しぶりの外食
ミラノは当たり外れが多く、新規のお店に行くは結構勇気がいったりもします
そしてこれまで「美味しいお肉はフィレンツェで!」なんて思っていましたが
ミラノでも美味しいお肉を食べられましたー
初めて行ったレストランでしたがなかなか良かったのでちょっとご紹介!
という事で今日はレストランとイタリアのお肉の話を
イタリアのステーキとは?
イタリア語でステーキを「ビステッカ」と言います
その昔、イギリス人がこのステーキをとても気に入って「BEEF STEAK」と言ったのをイタリア人が「ビステッカ」と聞き間違えて、この名前を付けるようになったという説があるようです
ビステッカとは?
1人で1皿オーダーするものでは無く、皆で分けて食べると言うのが通常です
なぜかと言うと”でっかい”から
レストランではミニマムのオーダー量が決まっています(決まってないお店もありますが)
通常は1kgが2人前!
「なんで最低オーダーのサイズが決まっているんだろう?」といつも不思議に思ってたのですが、理由はお肉自体の表面積は決まっているので重さを減らすと厚みを減らすことになり
そうするとお肉が美味しく焼けなくなるから
ということだそうです
納得!!!!
おいしい焼き具合
焼き方はレア (アル・サングエ)で食べるのが正統的な食べ方!
美味しいお店は炭火を使って焼いています
外側はしっかり焼き色がついて内側は真っ赤という焼き具合
最初は「これは生すぎて食べれないよ」と思っていましたが、お肉は熟成されているのでほんとに”生”というわけではないようですね
ミラノでおすすめのお肉屋さん
味よしコスパよしの一軒
近年 開発著しいエリアにあるオステリア
La Bis Bistecca
通常は前菜のブッフェがあるようですが、コロナの時期でしたのでブッフェはなし
前菜としてAntipasto della casa(12€)を1人前(これがとてもボリューミー!)
それと、シンプルなトマトのパスタを1皿オーダーしてシェア
そのあとビステッカを2人前オーダー↓
自家製のポテトチップスとお野菜が少しついてきます
お肉はこれでお値段は2人前で36€!
ミラノでは破格だと思います
ビステッカ以外の写真は撮り忘れましたがどれも美味しかったです
炭火の香りがしてお肉はとてもジューシーで風味がありました
久しぶりに美味しいお肉をいただきました
シンプルに炭火で焼いたお肉は、オリーブオイルと塩だけで十分な美味しさ♪
お肉以外のメニューも充実していました
今度はランチでも来てみたいなと思います
La Bis Bistecca
住所: Piazzale Principessa Clotilde, 10, 20124 Milano
TEL: 02 63793846
最寄駅: 地下鉄(M3)黄色線 Reppublica駅、地下鉄M2(緑線)Moscova/Garibaldi駅
最新の情報はホームページでご確認ください
さいごに
日本の脂の乗ったお肉と違い、赤身でさっぱりとしているイタリアのお肉(イタリア人は脂のあるお肉は嫌がります)
なので思ったより量は食べられます!
ただ、日本の柔らかいお肉を食べなれている日本人の方にとっては固くて噛むのがちょっと...という方もいらっしゃるかもしれません
が!
熟成肉で、噛めば噛むほど味が出るのが特徴ですので、是非イタリアに来たら食べていただきたい1品です
それとお肉と一緒に付け合わせのサラダやポテト、グリルしたお野菜などを一緒にオーダーされるのをおススメします
お肉の焼き方をイタリア語で
レア→アル・サングエ al sangue
ミディアム→メディアやアル・プンティーノ media, al puntino,
ウエルダン→ベン・コッタ ben cotta
そして、あの肉の赤い色
あれは血ではなくタンパク質だったなんてー
わたし ずーーーーっと血の色だと思ってました(笑)
ミオグロビンと呼ばれるタンパク質に含まれる鉄分が酸化すると赤い色が茶色に変わるそうです!
勉強になりました
では, ciao ciao!