レシピから学ぶイタリア語④ よく出てくるcuocere ってなに?
今日は私のレシピ本によく出てくる単語
“cuocere” (クゥオーチェレ)を読み解きます
今日もこれにお付き合いしてもらいます
よく出てくる cuocere ってなに?
いろんな場面で登場するcuocereですが
これは「煮る」「焼く」「炒める」「茹でる」「蒸す」などの「火を使って調理する」ことを指すなんとも便利な単語でした!
どんな風に使われてるのかを具体的に
cuocere ○○ a fuoco alto
→ 強火で調理する
cuocere ○○ a fuoco basso
→ ○○を弱火で調理する
cuocere ○○ per 5minuti a fuoco molto bass
→ ○○を5分超弱火で調理する
cuocere ○○ a vapore
→ ○○を蒸す
cuocere ○○ a lesso
→ ○○を茹でる
cuocere ○○ a bagnomaria
→ ○○を湯煎する
cuocere ○○ al microonde
→ ○○を電子レンジで調理する
cuocere ○○ alla griglia
→ ○○をグリルする
という事で
cuocere の後に a をつけて調理法や器具を
プラスすればOK!
その他
Cuocere in forno a 180℃
→ オーブン180℃ で調理
Cuocere la pasta in acqua bollente salata
→塩を入れた沸騰したお湯でパスタを茹でる
Cuocere le tagliatelle al dente
→ タリアテッレをアルデンテに茹でる
という感じです
“cuocere a …”を使わない調理表現
は前回書いた様に
arrostire ローストする
rosolare (油脂を使って)きつね色に焼く
friggere 揚げる
bollire(グツグツと)茹でる / 煮る
saltare(強火でサッと)炒める
などなど
パンやケーキなどオーブンで調理するときは
far cuocere il pane
パンを焼く
far cuocere la torta
タルトを焼く
とfarが付いてました
※これについてはまた次回
まとめ
どう言えば良いか迷ったらこれを使うべし
便利な単語 cuocere (クオーチェレ)!!