《レシピ》パリパリのパン パーネカラザウのレシピ
パーネカラザウというパンをご存知ですか?
今日は食糧庫に眠っていた彼を発見したのでパーネカラザウのはなしとレシピを
パーネカラザウとは?
どこのパン?
サルデーニャ島の北東部に位置するヌオーロ県のオリエナという村
この村はサルデーニャの職人的な伝統工芸を守ってきた村で「パーネカラザウ」の発祥の地
パーネカラザウが誕生した経緯は?
サルデーニャでは羊の数の方が人口よりも多いと言われるくらい酪農業が盛ん
放牧された山羊や羊、馬、牛等が日々のーんびりとしている光景が広がります
車で移動中など道に羊が溢れて進めないという事もしばしば発生
元々パーネカラザウは羊飼いが放牧のために遠征する時の保存食として携帯するために作られたものだそうです
保存期間は?
水分を飛ばして軽くするよう2度焼きして乾燥させ保存性を高めています
6カ月から1年くらい保存がきくそうです!
いざという時のお役立ち度が高い一品!
私の食糧庫にも半年以上は眠ってました...
特徴は?
特徴は物凄く薄くて軽い!
パリパリっとしていて始めは苦手でしたが食べているとハマります!
パンはふわふわでなきゃ…という人もいるかと思いますが(私もそれ派です)
このパリパリパンはかなりクセになるタイプなのです
食べ方は?
レストランや自宅でもだいたいそのまま食べる事が多いですが
水やワイン、ソースなどで湿らせてやわらかくしてから食べる人もいます
オリーブオイルと塩をかけてオーブンで焼いた、ブルスケッタのような食べ方も人気が出ているようです
他はお料理に使うこともあって、ブイヨンに浸したカラザウにトマトソースやペコリーノチーズ、最期にポーチドエッグをトッピングしたパーネ・フラッタウ(PANE FRATTAU)という料理などもあります
ただ、パンを湿らせる食べ方は、サルデーニャの一部の地方のようです
お泊まりに行ったお宅のマンマが
食事中にふらっと席を立ち、水道の水でささっとカラザウを濡らしました!
「ええっ!パン濡らすの?」とびっくり& 水道水で?という衝撃(笑)
マンマに食べてみなさいと しなっとなったカラザウを渡され恐る恐るひと口食べてみたらこれがなかなか美味しいのです!
わたしは湿ってるバージョンも好きになりました
という事で、今日はサルデーニャ出身のお友達に教えてもらった簡単レシピを
パーネカラザウのツナ和え
(ネーミングが和風...)
これがパーネカラザウです↓
材料
パーネカラザウ 適量
ツナ 1缶
レモン 適量
オリーブオイル 適量
塩胡椒 適量
作り方
1) パーネカラザウを細かくして
水でさっと濡らします
2) 手で水気を軽く絞ります (湿ってる位がベスト)
4)油をきったツナ1缶を入れ レモンを絞り混ぜ合わせます
5) オリーブオイルを適量 加えます
6)塩コショウで味を調えます
(パンに塩気がたっぷりある場合もあるので味見をしながら調節)
6) よく混ぜ合わせて完成!
さいごに
・ 玉ねぎを入れたらおいしかもと思って半分は玉ねぎスライス入りにしてみました
玉ねぎは薄くスライスし水にさらしておき、水気を切って加えます
玉ねぎがアクセントになりこれもおいしかったです
冷えた白ワインに合いますね♪
・サラダにのせて食べても美味しいですね
・パーネカラザウはスーパーなどでも手に入ります。ちょっと割れやすいですが箱入りのものも販売してますのでお土産にもいいですね
・またサルデーニャの海辺でビールやワインを片手にボケーっとしたいです
では、Buon appetito!!